小麦粉

   

お菓子の素材 小麦粉

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 小麦粉の性質

小麦粉
  お菓子作りに使われる小麦粉は、薄力粉です。
 小麦粉の中に含まれているたんぱく質の割合によって、薄力粉、中力粉、強力粉と
分けられます。このたんぱく質が一番多い小麦粉が強力粉で、
少ないものが薄力粉です。
  
このたんぱく質は水分を加えて練り合わせると、グルテンという物質に変化します。
このグルテンは粘りと弾力があります。
 そのため含まれる量によって水分を加えて練り合わせたとき、
生地のコシの強さが変わってきます。
   
パンのようにコシの強さが必要な場合はグルテンが多く作られる強力粉を使います。
お菓子の場合は、グルテンはあまりできてほしくないので薄力粉を使うのです。
  
 また、このたんぱく質は原料の小麦によって変わってきます。
だから、同じ薄力粉でも産地によって変わってくるんですよ。
お菓子はもちろんですが、特にパンの場合は配合的に強力粉が多いし、
 材料もシンプルなので、ダイレクトに粉の影響がでてくるんです。
グルテンだけではなく、風味も変わってきますから、使う粉の種類は大事ですよ。
   
 また、強力粉は粒子が粗くサラサラしていて、
薄力粉は粒子が細かくしっとりしていてダマになりやすいんです。
そのため、クッキー生地を伸ばすときにする打ち粉や、
焼き型にバターを塗ってからふる粉は強力粉を使いますよ。
 お菓子作りの中での小麦粉の大切な役割は、
お菓子の骨格を作っていることで、お菓子の形や ふくらみを支えているんです。
 
だから小麦粉の量が少ないと、お菓子は形を保てません。オーブンの
 中ではきれいに膨らんでいても、オーブンから出して生地が冷めてくると、
くぼんだり真ん中が落ちたりするんですよ。
 
 このお菓子の骨格を作るという働きは、先ほど出てきたグルテンに
よるものなんです。だから、ある程度のグルテンの形成は必要なので、
生地の混ぜ具合やこね具合が重要なんです。
それによって、お菓子の味や食感が変わってくるんですよ。
 お菓子作りに小麦粉を使う時は、必ず使う前にふるいます。ダマがあるまま生地に混ぜると、
 そのままお菓子に残ってしまいますよ。それに、ふるうことによって小麦粉に空気をふくませるんです。
 だから、高い位置からふるって空気をしっかりふくませてくださいね。
 
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